GPS勤怠管理:打刻の瞬間だけ位置を確認するジオフェンス打刻
QRtimetrackのGPS打刻では、拠点ごとに半径(ジオフェンス)を設定し、従業員はその範囲内でスマートフォンから出退勤を打刻します。位置を確認するのは打刻の瞬間だけで、勤務中や勤務後に追跡することはありません。建設現場、清掃先、警備先、直行直帰の営業や技術者など、決まったオフィスに出社しない働き方に向いています。
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GPS打刻の仕組み
- 拠点を登録します。 現場、顧客先、倉庫などの位置を、現在地またはGoogleマップの座標で設定します。
- 半径を決めます。 店舗なら50メートル程度、建設現場や倉庫の敷地なら数百メートルなど、拠点ごとに設定できます。
- 従業員を招待します。 招待リンクを開いてホーム画面に追加するだけ。アプリストアもアカウント作成も不要です。
- 従業員が出勤をタップ。 スマホが一度だけ位置を読み取り、範囲内なら打刻を受け付けます。範囲外ならフラグが付き、従業員は理由を入力できます。
- 管理者は状況をその場で確認。 誰がどの拠点にいるか、遅刻や未出勤もひと目で分かります。
拠点ごとに、GPSと他の確認を組み合わせられます。任意の自撮り、スマートフォンのパスキーによるFace IDや指紋認証(認証は端末内で完結)、現場に貼ったQRコード、スマホを持たない人向けの入口タブレット(PIN、印刷バッジ、30秒ごとに変わる個人コード)です。
ジオフェンス打刻と位置追跡の違い
「GPSで勤怠管理」という言葉は、まったく違う2つの意味で使われます。従業員が不安に思うのは後者なので、どちらを使うのかを明確にしましょう。
| ジオフェンス打刻(QRtimetrack) | 常時の位置追跡 | |
|---|---|---|
| 位置を取得するタイミング | 出勤・退勤の打刻時だけ | 勤務中ずっと、数分ごと |
| 分かること | 始業・終業時に勤務場所にいたこと | 一日の移動のすべて |
| 電池・通信量 | ほぼ影響なし | 大きい |
| プライバシーへの影響 | 小さい(打刻ごとに1点) | 大きい(休憩場所や私的な立ち寄りも分かる) |
| 説明のしやすさ | 勤怠記録のためと説明しやすい | 必要性と相当性の説明が難しい |
| 主な用途 | 勤怠管理、給与計算 | 車両管理、単独作業の安全確認 |
勤怠管理に必要なのは追跡ではなくジオフェンスです。労働時間の記録に必要なのは始業・終業時刻であり、ジオフェンスはその打刻が勤務場所で行われたことを示します。
GPS打刻の精度
スマートフォンのGPSは、空が開けた場所では数メートル程度の精度が一般的です。屋内、高層ビルの近く、木の多い場所、地下では精度が下がり、Wi-Fiや携帯電話の基地局による測位に頼ることがあります。
- 最初は広めに: 最初の1週間は半径を大きめにし、打刻位置を確認してから狭めます。
- 屋内の拠点: 数十メートルの余裕を持たせるか、建物内のQRコードと組み合わせます。
- 広い現場や線状の現場(道路、太陽光発電所、農地):半径を広くするか、現場に沿って複数の拠点を作ります。
- 少し外れても失われない: 範囲のすぐ外での打刻は却下されず、記録されたうえでフラグが付き、判断を待ちます。
現場・外回りのチームのために
オフィスではなく、現場や顧客先、車両から一日が始まるチームに向いています。
- 建設業の作業員 ― 建設業の勤怠管理
- 清掃スタッフ(1日に複数の顧客先)― 清掃業の勤怠管理
- 警備員(顧客の施設に配置)― 警備員の勤怠管理
- 設備・電気・空調の技術者、メンテナンス要員
- 直行直帰の営業職
- 在宅勤務者 ― 登録した自宅住所から打刻できます。テレワークの勤怠管理
現場責任者はチームリーダー用アプリで自分の拠点だけを確認します。修正にはすべて理由が記録されます。
プライバシー:位置は打刻時だけ
スマホの位置は、従業員が出勤または退勤を打刻したときだけ読み取り、勤務場所にいることを確認します。勤務中、休憩中、勤務後のバックグラウンド追跡はありません。
- 位置情報の用途は1つだけ:打刻が勤務場所で行われたことの確認。
- 従業員は、自分がいるべきエリアを確認できます。
- データはEU(ドイツ・フランクフルト)で保管されます。
- 任意の自撮り写真は30日後に自動削除されます。
- 指紋や顔のデータは収集しません。生体認証はスマホの中で完結します。
位置情報は、特定の従業員と結びつけば個人情報保護法上の個人情報です。利用目的をできる限り特定し、本人に通知または公表する必要があります。就業規則や社内規程に「勤務場所での打刻を確認するため、打刻時に位置情報を取得する」などと明記し、従業員に説明しておきましょう。打刻時だけの取得は、常時追跡に比べて目的との関係を説明しやすい方法です。
電波がなくても使えます
GPSによる測位自体はモバイル通信を必要としないため、山間部や新しい現場でも位置を取得できます。打刻は実際の時刻と位置とともにスマホに保存され、電波が戻ると自動で送信されます。管理者には送信時刻ではなく元の打刻時刻が表示されます。
偽の位置情報や代理打刻を防ぐ
- 1人1台の端末。 新しい端末には管理者の承認が必要なので、1台のスマホで同僚の分を打刻することはできません。
- サーバー時刻。 端末の時計を変えると検知されフラグが付きます。
- 移動の不整合。 時間内に移動できない距離の打刻にはフラグが付きます。
- リスク表示。 打刻ごとに緑・黄・赤。疑わしいものだけ確認すればよく、却下した打刻は集計されません。
- GPS+QRまたは自撮り。 より確実にしたい拠点では、ジオフェンスに加えて現場のQRや自撮りを必須にし、位置偽装アプリだけでは打刻できないようにします。
GPS打刻から給与計算まで
打刻から、休憩、時間外、深夜、休日の時間が自動で集計されます。拠点ごとの労働時間も分かるので、顧客への請求や現場の原価管理にも使えます。月末に期間を締めると、従業員がスマホで勤務時間を確認し、Excel、CSV、PDFで出力できます。
GPS勤怠の料金
稼働従業員1人あたり月1.99ユーロ、最低5人分(月9.95ユーロ、税別)。拠点数とジオフェンスの数は無制限です。月払いでいつでも解約できます。7日間の無料トライアルはクレジットカード不要で、10人まで使えます。
事務所や倉庫に固定の打刻場所も欲しい場合は、特別オファーがあります。Samsung Galaxy Tab A9+、3か月無料、手順書付きで299ユーロ。手順書に沿ってお客様ご自身で約10分で設定できます。タブレットのセットは提供地域が限られるため、日本への発送の可否はお問い合わせください。
よくある質問
GPS勤怠管理は従業員の居場所を常に追跡しますか?
いいえ。QRtimetrackが位置を読み取るのは、出勤・退勤を打刻した瞬間だけです。勤務中、休憩中、勤務後に追跡することはありません。打刻が勤務場所で行われたことを確認するのが唯一の目的です。
GPS打刻に従業員の同意は必要ですか?
個人情報保護法上は、利用目的を特定し、本人に通知または公表することが基本です。トラブルを避けるには、就業規則や社内規程に目的と取得のタイミングを明記し、導入前に従業員へ説明することをおすすめします。
範囲の外で打刻したらどうなりますか?
打刻は却下されずに記録され、フラグが付きます。従業員は理由(例:資材の受け取りで別の場所にいた)を入力でき、管理者が承認または却下します。却下した打刻は労働時間に含まれません。
位置偽装アプリで不正打刻されませんか?
サーバー時刻、移動の不整合のチェック、1人1台の端末、リスク表示で疑わしい打刻を検出します。さらに確実にしたい拠点では、GPSに加えて現場のQRコードや自撮りを必須にすると、位置偽装だけでは打刻できなくなります。
直行直帰の社員にも使えますか?
使えます。顧客先や現場を拠点として登録すれば、その場所で打刻できます。労働安全衛生法では、直行直帰の場合も含めて労働時間の状況を客観的な方法で把握することが原則とされており、位置付きの打刻はその手段になります。
料金はいくらですか?
稼働従業員1人あたり月1.99ユーロで、最低5人分(月9.95ユーロ、税別)です。拠点やジオフェンスの数による追加料金はありません。7日間無料、クレジットカード不要です。